早速ですが、皆さんは転職したいと思ったことありますか?
誰でも、きっとありますよね。それも、1度や2度じゃなく・・・。では、そう思ったとき、どうしましたか?本当に転職することもあれば、思いなおしてまた頑張るという場合もあると思います。
これから何回かに分けて、「本当に辞めるべきか、それともとどまるべきか」「辞めるとするなら、いつが辞め時?」「辞めた後どうすればいい?」そんなことを皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
まず、「転職」という言葉が頭の中をよぎったとき、「それはどんなとき?」「何故そう思ったか?」をじっくり考えてみてください。
結婚・出産・引越・体調不良・勤め先の業務縮小・・・こういう事態の場合は、自分の気持ちとは関係なく、状況的に仕事を続けるのが難しいわけですから、その後どうするか?ということになると思います。これについては後ほどお話するとして、今回は、あなたご自身が転職を考えた場合について、少しお話ししたいと思います。
さて、あなたは、何故転職を考えているのでしょうか?
「上司に恵まれない」「勉強したい」「行きたくないところへ配属された」「嫌いな同僚や先輩がいる」「いじめられている」「もっと給料の良いところで働きたい」etc. 理由は色々あると思います。そして、それは、何かのきっかけがあって、衝動的に思ったのでしょうか? それとも、数日たってもその思いは、くすぶり続けるのでしょうか? まずは、その当りをじっくりと考えることから初めてみましょう。 転職を考えるとき、何より一番大切なのは、「自分で決める」という覚悟をすることです。よく「私は転職した方がよいのでしょうか?」と相談されることがあります。でも、「あなたにとって何がベストか」は、あなたにしかわかりません。決断するのは、あなたなのです。私も含めアドバイザー、カウンセラー・・・そういう類の人は世の中に沢山います。あなたは、むしろその人達を『自分の決断の為に上手に利用する』というスタンスで取り組む必要があるのです。
さて、なんとな~く「転職」という言葉が
頭をよぎっているそこのあなた、覚悟はできてますか?
覚悟ができていてもいなくても、ひとつ皆さんに考えてみてもらいたいことがあります。それは、あなたの価値観・・・「あなたは何を大切にしていますか?」ということ。これこそ、人様々。例えば、仕事をしていて「ヒマなのが耐えられない」という人もいれば、「もっともっと楽したい」と思う人もいる。「断然お金」という人も「名声」という人もいると思います。自分にとって、一体何が重要か、それを考えて見てください。人に発表するのではありませんから、「こんなのを一番にしたら、変なヤツだと思われないかしら・・・」なんてことを気にする必要はありません。自分に正直になって考えてみてください。
では、次回までの宿題です。
次の言葉をあなたが大切だと思う順番に並べ替えてください。
●皆から認められる
●流行を追っている
●1人でこつこつとする
●リーダーシップを発揮する
●出世していく
●文化的・学術的なこと
●決まった場所でする
●自分の影響を与える
●仕事を通して成長できる
●変化に富んでいる
●プライベートタイムをしっかり持てる
●趣味を生かせる
●新しいものをつくっていく
●安定した生活が送れる
●経済的に満たされる
●体をつかう
●社会に貢献できる
●伝統的なこと
●自分で自由に決められる
●人の世話をする
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