1 |
目的 |
タイムリーに必要な患者さんにスムーズに車椅子を貸し出す。 |
2 |
1の目的を達成するための要因を挙げる |
a.車椅子の必要数 b.車椅子の管理方法 c.貸し出し方法 |
3 |
事実確認 |
実際に車椅子を必要とする場合の実態調査を行う。
a.各科での現状調査
どの科で、いくつの車椅子を確保しているか?その稼働率。
b.フリーの車椅子のチェック
フリーの車椅子の保管場所。管理台帳の作成。
c.新患、外来患者でどの科にも属さない患者さんからの依頼
貸し出し窓口の設置と管理台帳の作成。 |
4 |
調査の結果次のような阻害要因があった |
a.外来は午前中の貸し出しが多い。
b.外来患者の数によって貸し出し台数が違う。
c.病棟の利用状況は、手術日は多く必要である。
リハビリや検査は
できるだけ午後に実施しているが、人によっては午前中に実施するため
きちんとした利用状況がつかめない。
d.勝手に乗り捨てて所定の場所に返却しない患者がいる。
e.車椅子使用状況のタイムリーな報告ができない。
f.管理者がいないための実際の稼働状況がわからない。 |
5 |
阻害要因を分析する |
a.仮の管理台帳を作成、各科に配布、調査担当者を決める。
b.1ヶ月間の貸し出し台数の推移、曜日、科別。
c.リハビリ、手術日に細分化した車椅子利用状況。
d.車椅子の保管場所の明示。
e.夜間救急外来、病棟調査。
f.報告内容について標準化する。
g.朝の車椅子の台数、時系列推移と行き先、診療終了時間の台数。 |
6 |
阻害要因を無くすための施策提案 |
a.車椅子を集中管理するための担当者を置く。
b.管理台帳の整備。
c.余裕のある科と0になる科を把握し、連絡体制をつくる。
d.車椅子の管理場所の確保。 |